BSC系プロトコルである全銀手順・JCA手順ならびに、全銀TCP/IP手順やJCA-H手順など、既存VANで利用されている各種プロトコルに対応しています。このほかにも高伝送率の独自プロトコルをいくつかサポートしており、公衆回線2.4KからISDN64Kまで幅広く対応できます。また、PHS用の規格であるPIAFSやデジタル専用線にも対応することが可能です。

ハードウエアおよびネットワークは完全冗長構成をとっており、万が一トラブルが発生した場合でも停止時間を最短に抑えられる仕組になっています。これにより、従来のFTCに比べても遜色の無いサービスレベルを維持することが可能となっています。

UNIX上での完全自社開発により、FTCに比べはるかに柔軟性を持った仕組を実現しています。インターフェースもメインフレームからUNIX、NTサーバーにいたるまで顧客用件に則したインターフェースを準備しております。また、サポート回線数も使用状況により自由に増減が可能で、回線の利用頻度に応じて順次増設しております。公衆回線については東京、横浜、大阪にアクセスポイントを設け、安価に利用できる環境をご提供しています。

1996年のサービス開始から既に10年以上の稼動実績を持ち、ピーク時には時間あたり30万件以上の処理を安定して行っています。運用時間も基本的に24時間365日無停止で運転しており、顧客の幅広いニーズにも対応することが可能です。